同居を解消した理由
姑たちとの同居。
それがこちらの強い希望である場合と、流れに逆らえず仕方なく同居することになった場合とがあります。
いずれにしても、上手く行く家庭ももちろんあるのですが、なかなかそうならないことも多く、結局同居を解消した人達もたくさんいます。
ある調査によると、姑の行動で一番嫌だと思うのが「口出し」とのこと。
料理など家事全般や、仕事のこと、子育てのことなど、良かれと思ってだとは思いますが、うるさく口を出してくる姑たちにウンザリしている嫁も少なくないようです。
姑の時代と今の時代の子育ては違う部分も多く、どうしても受け入れられないことが出てくるものです。
例えば、昔であれば近所の人みんなで子供たちを育てていた傾向がありますが、今は各家庭で子供の世話をするのが一般的。
親は、子供の親たちに物凄く気を使いながら接しています。
ところがお婆ちゃんが中途半端な孫の世話をしていたことで、子供がお友達のお宅に長時間上がり込み、親子共々嫌われてしまうことも。
また、孫可愛さにお菓子をたくさん食べさせたり、ワガママに育てたり、ゆがんだ価値観で育てるなどして、子供に悪影響を感じる嫁も中にはいるようです。
他にも、自分の価値観で息子夫婦をコントロールしようとしたり、何でもこだわりが強くて、それに振り回され疲れ果てて同居を解消する方もいます。
同居を解消してどうなったか
嫁姑に限らず、あまりにも距離が近くなってしまうと、相手の良くない部分が見えてしまい関係が悪くなることが少なくありません。
別々に暮らしていた時は良い関係だったのに、同居したことで険悪な関係になってしまった方もいます。
昔から、姑たちと息子夫婦は、「お茶の冷めない距離にいるのが良い」とか「スープの冷めない距離が一番良い」と言われています。
何かあったらすぐに駆けつけられる距離にいるのが、お互い良い関係でいられるコツなのかもしれません。
同居を解消した後、ぎこちない関係になってしまう方もいますが、良い関係なれた方も多く、このあたりのことは検討してみるのも悪くないようです。
せっかくなら、お互い気持ち良く暮らせるのが一番ですから。
同居のメリットもある
しかしながら、同居が全くのデメリットというわけでもありません。
幼稚園の送迎をしてくれたり、家事をしてくれたり。
中には、息子夫婦の意見を尊重しつつ、子育てを手伝ってくれたりしてくれる姑もたくさんいます。
仕事を持つママには、頼もしい味方になってくれるのではないでしょうか?
子育てについて悩んだ時は、先輩として良いアドバイスをもらえるかもしれません。
また、経済的な負担も減りますから貯金もしやすくなります。
このあたりのことは嫁姑の相性などもあるのでしょうが、必ずしも同居が悪いわけではないことを理解して頂きたいと思います。