メールやLINEなら手軽に連絡がとれる
夫の実家が地方にある場合などは、普段からこまめに義実家とコミュニケーションをとることができません。
さらに仕事の都合などでお盆や正月などまとまった休みがとれない職種では、年に1回顔を見せにいくという事ができない場合もあるでしょう。
そこで積極的に利用をしていきたいのがLINEやメールなどのツールです。
ここ最近ではスマートフォンを使いこなす高齢世代も多いですし、50代くらいの現役世代なら近所や職場との連絡に、当たり前に用いている人も多いはずです。
こまめに顔を見せにいくことができなくても、普段からメールやLINEで連絡を取り合っていれば安否の確認もしやすいですし、お互いの心の距離感も近くなります。
何より直接顔を見せたり電話で会話をしたりといった場合と比較して、余計な気遣いをすることなく自分のペースでコミュニケーションをとっていくことが出来るのです。
どれだけの頻度で送るのがよいかということについては相手の性格などにもよりますが、基本的には月に1度くらい近況報告をしておけばよいでしょう。
このときあまり業務口調で行うのではなく、もっと気軽に手紙を書くように、たわいのないことを送るようにするのがポイントです。
気候の変化や子供の成長の様子などは当たり障りがなく、相手のことを気遣っていると示すことができます。
子供の写真などを添付して送るのもおすすめです。
相手からの返信にもマメに対応を
LINEの場合にちょっと難しいのが、どこまで返信を続けるべきかということです。
自分たちからは一方的に送るのに、相手からの返信は既読無視ということになると、悪印象を与えてしまうことにもなりかねません。
連絡をする時には相手からの返信もしっかりと目を通し、疑問形で何かを尋ねられている場合には丁寧に返信をしておくようにしましょう。
逆にいつまでも返信を続けていると、相手も気を使っていつまでも返信し続けるようなことにもなってしまいます。
そこで、あまり急いで返信することに強迫観念を持たず、時間を置いてゆっくり返すようにしていくのがポイントです。
それとLINEやメールが便利だからとって、全ての連絡をそれだけに頼ってしまうというのもまた問題です。
年始の挨拶や、何かお祝いを贈ってもらった時などは、文章として送るのではなく口頭でしっかりと気持ちを伝えるようにしましょう。
LINEやメールを過信していると、緊急の連絡も相手にうまく伝わらないということがあるので注意が必要です。
必要に応じてどのツールで連絡をするのがよいかを使い分けて行けば、お互いのコミュニケーションを深くしていく事ができます。