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  3. 嫁姑問題4つの対策ポイント
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どうして嫁と姑はぶつかり合うのか

昔から嫁と姑は仲が悪く、それが当たり前のような雰囲気もあります。
不思議なのは、同じ人間同士が嫁と姑という立場でなければ、仲の良い関係になる場合も多いということ。
それなのに、いざ「自分の愛する夫の母親」と、「自分がおなかを痛めて産んだ息子の愛する妻」という関係になると、とたんに憎しみ合ってしまうのです。

ではなぜ、嫁と姑はこうも上手くいかなくなるのでしょうか?
その理由は色々あるのですが、どうしてもお互いに「負けたくない」という気持ちが働いてしまうことが大きな理由であったりします。
赤の他人であれば、嫌だと思ったら上手に距離を置くこともできますし、一緒にいる時間だけ割り切って接することもできるでしょう。

しかし、家族となった今は特別な関係。
余計な一言を聞かなければなりませんし、口出しにも我慢しなければならないこともあります。

人間はどうしても自分の意見だけが正しく、それと異なる意見を持つ人を排除しようとしてしまいます。
嫁姑の関係には、背景に同じ男性を愛してるという思いがあるので、余計に相手の意見を聞きたくないと思ってしまうのでしょう。

相手の意見や気持ちを尊重する

嫁姑問題は、言わばプライドのぶつかり合いであるとも言えます。
自分の意見をひっこめ相手の意見を聞くということは、何だか負けたようで腹立たしく思ってしまうのでしょう。
ですから、嫁姑の間で意見がぶつかってしまった時は、相手のプライドを傷付けないようにすることも大切です。

もちろん、自分の意見をいつも捨てて相手の意見ばかりを尊重することはありません。
ただ、頭から相手の意見を否定したり自分の意見をごり押しするのは良くありません。

過度に期待せず気楽に考える

また、相手の意見や行動に腹が立つのは、相手に期待しすぎている証拠でもあります。
10人いれば10人の考えがあるということを肝に銘じて、ほど良い距離を置きながら付き合っていくようにしたいものです。
そして、もし何か嫌なことを言われた時は、いつまでもぐじぐじと引きずることなく、すぐに流してください。
「嫁姑とはこういうものなのだ……」こんな風に気楽に考えてください。

感謝の言葉を積極的に伝える

嫁姑は確かに難しい関係ではありますが、この世の全ての嫁姑たちが不仲であるというわけでもありません。
また、仲の良い嫁姑が必ずしも皆優秀であるわけでもありません。
では何が二人の間を良い状態にしているのかというと、1つは感謝の言葉が多い事が挙げられます。

これは、普通の人付き合いや友人関係、夫婦関係、親子関係にも言えることなのですが、良い関係にある二人は、「ありがとう」と「ごめんなさい」がちゃんと言えて、それを気持ち良く受け入れることができています。
負けたくないという気持ちが強いと、こういった言葉をどうしても避けてしまうもの。
心当たりがある方は、是非積極的に口にするようにしてみてください。

日常的に小さな心配りを忘れない

また、「あなたのことを気にかけていますよ」という気持ちが伝わえることも大切です。
なにかしてもらったら必ずお礼とともに褒めたり、気遣いが感じられる言葉を伝えたり、何かちょっしたものをプレゼントしてみたりするのもお勧めです。