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  3. 旦那が嫁姑問題で勘違いしていること

どうして夫はこうも理解できないのか

女性と男性の考え方に違いがあることは、もちろん良く分かっています。
しかしながら、それでもあまりにもトンチンカンな考えをされてしまうと、正直腹が立ってしまうのも分かります。
嫁姑の関係を良くも悪くもしてしまうのが、夫の言動だったり気遣いだったり。

「どうして、今ここでその対応をするの?」
「それってどういう意味?」
「私の気持ち、全然分かっていないよね……」
こういった不満は多くの女性たちが抱えているものです。

ではどうして、夫婦の間で姑に対する考えがこうも違うのでしょうか?
それは、一言で言えば夫は女性の性質や本音を知らないからです。
また、夫にとって自分の母親がそうそう人に対して意地悪をしたり嫌みを言ったりなどしないと思い込んでいる場合が多く、妻の訴えをなかなか理解できないのです。

それに、どんな時も姑に対して気を使わないでいられる嫁などほとんどいないということも、やはり分からないのでしょう。
「女性の敵は女性である……」なんて言葉も、恐らく理解することはできないのでしょう。

夫に姑について伝えたい時

どんなに口で夫に説明しても、100%こちらの気持ちを理解してもらうことはまず無理です。
それどころか、夫は自分の母親の悪口を言われていると認識してしまう可能性も少なくありません。
ではどうしたら良いかと言うと、姑の言動について気になることがある場合は、その倍姑を褒める言葉を伝えながら夫に言うようにするのです。

これは「サンドイッチ話法」と呼ばれるもので、最初と最後に良いことを伝え、悪いことを真ん中に入れて伝える方法です。
このような伝え方をすると、聞いた人はあまり不愉快になることもありませんし、否定的な内容であっても前向きな意見として受け取ることもできます。

例えば姑のことで気になることがある時は、「いつもお義母さんには良くしてもらっているの(良いこと)。
ただね、子供にお菓子を与えすぎるようで心配なんだよね。
虫歯や糖尿病も怖いしさ(悪いこと)。
私もお菓子大好きだから嬉しいんだけどね……(良いこと)」などのように伝えます。
是非、試してみてください。

夫にしてほしいこと

嫁姑の間で何かトラブルが発生した時、夫に一番やって頂きたいのが二人の話しを平等に聞くことです。
どちらか一方の話しだけを聞くから余計に揉める。
二人の話しにちゃんと耳を傾けてもらえば、それだけでも二人の不安や不満は解消に進みます。

結婚する前に、予めこういったことについてもやんわりと話しておくのも良いかもしれません。
「もし嫁姑の間で何かあった時は、ちゃんと話しを聞いてほしい。そして、私の味方になってほしい」と。
同居する時は特に、夫には少々ひいき目であっても妻の味方をしてほしいものです。
その方が上手く行きやすいからです。