結婚とは親族を繋ぐもの
結婚は夫婦だけのものだと考えていませんか?
そんな考えは、結婚して生活をし始めてこそ打ち砕かれます。
よくあるトラブルとして、嫁姑のトラブル。
夫の両親と上手くいかないという話はよく聞く話です。
では、二人で決めた結婚なのにどうして姑との関係が崩れてしまうのか?
それは、結婚自体が「親族を繋ぐ行為」だからです。
結婚すれば親族付き合いは当然のこと。
義理両親や義理の兄弟姉妹とは仲良くしなければいけません。
穏便に平和に過ごそうと思ったら、他人である嫁が我慢しなければいけないわけであり義理家族はあなたを常に「他人」だと考えるでしょう。
とても素敵な義理両親だとしても、何かあれば真っ先に助けるのは血がつながった家族です。
子供はよくても、結局は嫁は他人でしかありません。
「他人なら他人であまり接触が無ければ良い」なんて簡単に言うことはできます。
ですが親族だからこそ、「付き合いをしなければいけない」
気を使い、血も繋がっていない赤の他人である嫁を歓迎しようという姑の計らいとしてよくあるトラブルが「ウェディングドレス」などの花嫁衣裳を、おさがりを着せたがるというもの。
ドレスもそうですが、姑の見栄で行きつけの美容院へセットを依頼し、会場も指定され指輪までおさがりという話もあります。
お下がりを頂くというのは、とても光栄なことなのかもしれません。
ですが、嫁にだって好みや「選びたい」という欲があります。
嬉しいことか悲しいことか、わかりませんね、ただの有難迷惑になってしまわないように注意した方が良さそうです。
お下がりのドレスでトラブルになった話
こんな体験談がありました。
結婚式では、お下がりのウェディングドレスを着てくれと頼まれ快く了承したものの、ドレスにシミがついてしまって後から文句を言われた。
「やっぱり貸すんじゃなかった」「他人だからどうでも良いのだろう?」などと罵声を浴びた。
体験者である嫁はとてもつらかったでしょうね。
好きでもないドレスを着せられて、不注意だったとしても故意に汚したわけじゃないのに貸さなければ良かったとまで言われる始末。
最後に後悔するなら最初から貸さなければ良いという話ですが、姑の意地としては「お下がり」を渡したがるのです。
もう姑の習性といっても過言ではありません。
お下がりのドレスが嫌なら嫌だと、結婚式の前にはっきりと言いましょう。
そうでなければ、後々トラブルが起こった時に将来ギスギスした関係となってしまう可能性が高い。
指輪やその他花嫁道具も、出来るだけ借りないように。
経済的に困難でも安く済ませる方法を探して、できるだけお下がりは借りないほうが無難です。
結婚したら起こる嫁姑トラブル
結婚式だけでそんなトラブルが起こるなんて、前途多難です。
それでも、結婚すれば後々たくさんの嫁姑トラブルを経験するでしょう。
子育てに関して、新居に関して。
たくさん文句を言われるかもしれません。
お嫁さんに一つ言いたいことがあります。
「我慢」はしないでください。
ある程度の我慢は必要だと思います。
ですが、1度我慢してしまうとズルズル我慢する羽目になり、最終的に嫁姑トラブルで離婚された方はたくさんいます。
嫁姑トラブルはまるで子供のケンカのようです。
些細なことを気にしすぎると、病気になる可能性だってあります。
上手くストレス発散をして、嫁姑問題を乗り越えられる力を身に着けていきましょう。