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  3. 同居のメリット・デメリット
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嫁姑同居のメリット

嫁姑の同居はデメリットばかりだと思われがちです。
ですが実はメリットもたくさんあります。

たとえば、姑にとってのメリットといえば「子どもや孫と頻繁に会うことができる」という点です。
親はいつまでたっても子供のことが心配になります。
でも、同居の場合いつでも様子を見ることができて安心できますし、子供の楽しそうな生活風景を見ることができるだけでも安心できるものです。

また、姑は「自分ができる役目」を欲しがります。
自分の存在意義というか、必要とされているという自覚がほしいのです。
そこで、役割分担を決めることによって姑にとってメリットとなります。

嫁にとってもたくさんのメリットがあります。
たとえば経済的負担が少しは軽減されますし、家事や育児の中でも役割を決めて負担を分担することができます。

育児にかかりっきりでも家事を手伝ってもらえたり、夕食を任せるだけでもかなりの負担軽減になります。
子供の教育にとっても良い環境ですし、夫にとって姑が近くにいるということは彼女の老後も安心でしょう。

結局は、他人でも同居していれば家族同然です。
多くの人と関われるほうが、人間性が豊かになるので子供にとっても良い環境だといえるのです。
このメリットを大いに活用するためには、嫁も姑も互いを尊重し合い、きちんとコミュニケーションを図ることが大切です。

嫁姑同居のデメリット

嫁姑トラブルが起きていなければ、同居になんのデメリットも感じていないでしょう。
そもそも嫁姑トラブルが起こる原因は同居のデメリットにあります。

毎日顔を合わせるのだから、少々は文句があっても仕方がないことです。
ですが、孫の顔や子供にはたまに会うから可愛いと感じるもので、毎日会っていると孫でさえ可愛くないと思えてしまうこともあります。

姑にとっては「子育てはもう終わっている」のに、孫の面倒まで見なければいけないと感じてしまうかもしれません。
また、自分がしなくても良いことまでしなければいけないと感じているかもしれない。

「役割分担」がきちんとできていれば問題ありませんが、「任せっきり」となると文句を言われても仕方がない。
逆に「何もさせてくれない」と文句を言われるかもしれないので、嫁としてはしっかり役割分担をしておきたいところです。

同居でメリットを感じた方のホンネ

嫁ぎ先がお寺だったという方の、嫁姑同居のメリットを本音で語っている方がいます。
その方にとって、同居はとてもメリットがあったようです。
>>http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2007/0413/126539.htm?o=0

たとえば嫁いだ先はとても家が広く、田舎の一軒家はとにかく広いことが魅力なんだとか。
家賃を払わなくて良いし、働かなくても良いと言われているから好きにできるという声もあるようです。

小さい子供の面倒を見てもらえ、子育ての知恵もわけてもらい、好きなように時間を使いながら生活できるというメリットがあるそうです。
とにかく家族で団らんしていることが多く、精神的にも心強いでしょうね。

それくらい、良い姑さんだったら良いのですが、やはり同居でメリットを感じている方でも「親しき中にも礼儀あり」の心を忘れず、感謝の気持ちは常に告げているそうです。
また、子供にとってもおじいちゃんおばあちゃんがいたほうが良いという話もあります。

メリットを感じるか感じないか、個人差は大きいでしょうがデメリットでも変えようと思えばメリットに変えられるもの。
関係を良好に保ち、できるだけメリットを感じたいですね。